3日間で絵葉書200枚を世界中へ送った話 その2

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【1秒でも早く連絡してあげたい】
150通近くのダイレクトメッセージが一度に届いて、ハガキを書く作業をもくもくとやりながら考えていたのは、「どうすれば 早く・間違いなく・ハガキを書いたことを報告するか」でした。

もたもたしてたらあっという間に数日、いや、数週間かかってしまうかもしれない。せっかく日本に興味を持ってくれたのに時間が経てば冷めてしまうかもしれない。そうならないように、自分の手指が最速で動く動線を考え続けました。
結果的に3日間でちょうど200枚のハガキが完成したので、集中して取り組んで良かったと思う。

以下、出来上がった作業手順の内容です。
少々機械的だけれど、そこはハガキに書く手書きのメッセージで緩和されるといいなと思う。

1. FBメッセージに「連絡ありがとう」と一言入れる。
→こうするとメッセージスレッドが最上部に表示されるので次のアクションがスムーズになる。
※住所の連絡がまだの人には、「良ければ教えてね」と返信する。

2. 相手の住所をスプレッドシートに張り付けて印刷。和風シールを宛名付近に貼り、写メを相手に送信。
→シールがあると華やかになるので喜ばれることが多い。

3. 切手を貼り、ハガキに文面を考えて書く。
絵柄の地名だったり、簡単な説明だったり。


【反応さまざま】
「絵はがきを交換」について、スタイルは色々です。

①What is yours? と私の住所を聞いてくれた人。
同時並行でハガキを出し合いましょう、というお考え。
早めに相手のカードを見れるのは嬉しい!すぐに自分の住所を伝えた。

②「受け取ったら私からも送るね」という人。
手紙のやり取りとしてイメージされるごく普通の流れ。待つ楽しみも手紙の醍醐味!

③ありがとう! やったー! イェイ! という人。
お返事来るかしら…?わからないけれど喜んでくれたなら良かった。これを機に日本に関心を持ってくれたら。

ペンパルになりませんか? という人。
最初の数人には「いいね!ぜひよろしく」と返していたんだけれど、その後からは「今はポストカード交換だけしたいな」と返すようにしました。流れるように英文が書けるようになれればお手紙も書けると思うんだけれど、今の私の力で、どこまで出来るかわからなくて。
海外文通をやってる方って、どんなペースで、どんなボリュームで、やり取りしてるんだろうなぁ。

⑤日本との関連を教えてくれた人。
ハーフだったり日本人の養子の兄弟がいたり、日本語学習者だったり、日本に住んだ事がある人だったり。
日本人の私に何かしら共感してもらえたことの証のようで、とても嬉しい気持ちになった。そういう人へ送る絵はがきは、特に慎重に選びました。


【さすが文通大国・アメリカ!】
次の人も、その次の人も、全部アメリカ向けなんじゃないかと思われた。
結果的に4分の3くらいかな?

というかアメリカの人って、住所に国名書かない人が多い!
自分が地球儀のどこにいるか考えたことなさそう…。
日本?ご近所? くらいのノリで
「番地-通り名-地区名-州名(アルファベット2文字)-5桁の郵便番号」
この5つしか書かない人の多いこと。

あなたの住んでる国はどこですかーー
さすが大国ーーー!

もうね、いちいち国名は尋ねませんでした。
初めこそ「私の思い違いで間違ってたらどうしよう」という不安があったけれど、
「州名(アルファベット2文字)-5桁の郵便番号」
この7文字さえあればアメリカだろう、と、思い切ることにしました。
それで間違いは一度もなかったので、良かったです。



【文通やる人は人口とか国面積と全く比例しない】
人口の多いと思われる中国とロシア向けが1通もありませんでした。
中国はFB使えない国だけど、数百万人のユーザーはいるらしい。でもゼロ。
ポスクロはロシア人口多いのにな。フェイスブック普及率の問題かな?

インド向けは1通ありました!それでも1通なんだなぁ。手紙を交換しようと考えるかどうかは生活様式の違いで大きく差が出るのかも。


【コロナ最中の郵便事情】
エアメール送れない国宛には船便で。
VIA SURFACE と書きました。50+10切手を使いました。

全ての郵便物の受付が止まっている国宛は、「再開したら必ず送るからね!」とメッセージを送りました。


その3に続く!