3日間で絵葉書200枚を世界中へ送った話 その1

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一心不乱にペンを走らせました。
気づいたら200枚を超えていた。
郵便局で、切手代として1万円以上支払ったのは、後にも先にも今回きりだろうなと思います。
絵葉書でいっぱいだった箱は、半分空っぽになりました。
まだまだ、楽しくて、続けられそうです。


【絵葉書集めと使い道】
子どもの頃から、家族旅行すると、だいたいいつも、絵葉書を買っていた。
絵葉書は旅の思い出を残すのにちょうどいい。
プロがベストポジションで撮影した綺麗な写真だったり、
記憶に残る絵画だったり。

あと、かさばらないし、高価ではない、というのも
旅先から持ち帰るのにぴったりな理由でもある。

そういうわけで、30年近く細々と集めていたカードが700枚くらいになりました。
このカードを、誰かに送ることで減らしていきたい、と2020年3月に思い立って、
 1. ポストクロッシングに参加
 2. 文通村に参加
をしたわけです。

さらに、ポスクロから派生して、海外文通に興味を持って、
どうやったらペンパルと出会えるのか、いろんな方法を探し回りました。

そうしているうちに出会ったコミュニティが
フェイスブックの認可制グループでした。

グループオーナーに入会希望のメッセージを英語で書いて送って、承認をもらうと晴れてメンバーに。
メンバーは私の入会時点で約2万数千人。現在アクティブな人はもう少し少ないと思うけれど、
世界中の、文通に興味を持つ人がここに集まっているんだと思うと気持ちが高ぶります。

早速スレッドを見ると、「私とペンパルになって!」というメンバーたちの投稿がずらり。
全部英語! (英語じゃない言語は、FBが勝手に翻訳してくれる。)
ひゃー。読み書きはできるけど、生きた会話になってるのか自信が持てない自分の英語を
投稿するのがちょっと怖いので、しばらく眺めているだけでした。


【日本の絵葉書に関心を持ってくれた人、250人以上!】
コロナ禍最中のお盆は、外出予定もなく、引きこもっていました。暑いし。
暇だー暇だあー。とウダウダしていたとき、ピンときました。
そうだ、今なら絵葉書たくさん送れるかも、と。

まず確認したのが郵便局の各国向け郵便物の取り扱い状況。
うーむ、まだまだ送れない国はあるけれど、文通人口の多いアメリカ向けはハガキはAIRで送れるみたいだし、
ヨーロッパ各国も通常通りに戻ってきてるみたいだし、このタイミングならやれるだろう、と判断。

そしてドキドキしながらフェイスブックグループに投稿。
「日本の絵葉書とあなたの絵葉書を交換しませんか?
興味がある人は、私にメッセージを送ってください。」

顔出し文化のあるコミュニティなので、恐る恐る、
コレクションの絵葉書を持った自分の写真も一緒に投稿。
返事が来なくても気にしないけれど、どうせなら色んな国の絵葉書を見てみたい!
という下心もあり、敢えて”交換しましょう”と提案しました。


その後たった1時間で届いたメッセージは約150通に上ります。
スレッドへの「いいね」ボタンは250超!



【相手の期待を裏切らないようにするためのアイディア】
嬉しい悲鳴です。
メッセージが届いた順番に、相手の名前と住所を確認して絵葉書に書いていきます。
自分の住所も書いて、絵葉書の絵に沿った文章を考えて、和風シールを貼って・・・・・・って
こんなことしてたらすぐに腱鞘炎になって手が死ぬわ!!

最初の10枚くらいはちまちま作業していたのですが、
ひっきりなしに届くメッセージに対し、返事がすぐにできないモヤモヤが出てきたので
スピードアップの方法を考え始めました。

まず、相手の住所・自分の住所はプリンターを活用。
スプレッドシートでフォーマットを作成し、適当な位置に印刷できるようにしました。

持っていた「VIA AIR MAIL」の青いシール(郵便局でもらえる)は
すぐにストックを使い切ってしまったので、これも印字することに。


切手はどうしても一枚ずつ貼りたかったのと、
メッセージも手書きにこだわりたかったので、そこは手作業。

ちょうど会社も休みなので、目が覚めてから夜寝るまで、
ひたすらひたすら、絵葉書を書いていました。

 その2に続く!