【海外文通】とにかく始めてみた conversation exchange

海外文通に憧れて、どうやって相手を探せば良いのか検索しまくって、見つけたいくつかのサービスのうち、まず一つ利用してみることにしました。

↓前回の記事からの抜粋
●conversationexchange.com
・自分の言語と、勉強したい言語で検索できる。
「会う/ペンパル/各種チャットアプリ」など希望の連絡手段も選択できる。
・検索のみなら会員登録不要。コンタクト取るには無料会員登録が必要。


このサービスに会員登録して1週間が過ぎたので所感を記録します。


・まずは会員登録。プロフィールを書いて完了。タイ語と英語を鍛えたいので、二つの言語で書いた。
女性の方と文通(e-mailじゃなくてvia postの方)したいって書いた。

・会員同士のやり取りは、サイト内メールボックスがあって、そこにメッセージが届く。登録しておいたメアドには「○○さんからメッセージが届きました」と通知がくるので、普段のメールチェックの時に気付いたら、conversation exchangeのサイトにアクセスすればいい。

・検索で見つけたユーザーを「友達リスト」に追加できる。

・ユーザーに対し、「いいね」ボタンを押すこともできる。ざっと見た感じ、この「いいね」がついているユーザーは滅多にいなくて、あまり利用されていない印象。でも、そんななかでひとつでも「いいね」があるユーザーは良心的な人なんだなと思う。


・アカウント登録して1分でメッセージきた。
東京在住の40才のおじさん…「コーヒーでも飲みながら話しましょう」って…出会い目的かい!私の書いたプロフィール読んでないでしょ!さらっとdelete。
こういうメッセージがもう1通きた。

しばらく使ってみて、対策を考えた。居住地を私は「外国の人が分かりやすいだろうから」と安易にtokyoと書いていたのがいけなかったのだ。これを別の文字列にしたら、お誘いメッセージは来なくなった。


・検索するときは、
speaksにThai または Englishを選択、
learningにjapanese、
性別をfemale選択。

「希望連絡手段」にpenpalを選択してる人で、比較的最近にログインしている人を探して14人にメッセージを送った。

一晩で返事がきたのは3人。
二晩目で6人になった。
こまめに連絡くれる人が多い印象。
その後もほとんどの人から返事があった。


・検索のとき、キーワード枠に「snail mail」と入れてみたけれど、タイ人女性には一人もヒットしなかった。英語話者でも、今年ログインしている人は二人だけ。(キーワードを空欄にすると、何人も"今日"アクティブなのに。)

・一晩でお返事がきた3人は次のような感じ。

色々詳細なプロフィールを書いてくれたタイの女性。コミュニケーション取りたい意欲が伝わってくる。

「いいですよ、お友達になりましょう。」だけのアメリカの女性。なんと返事してよいものか。ペンパルになりたいって書いて送ったんだけど、住所はどのタイミングで教えあうものなんだろう??

機械翻訳したような日本語で書いてくれたモロッコの女性。でも、英語じゃなくて全部日本語なのが、やる気が感じられる。


・しばらく使ってみて感じたのは、ここのユーザーで文通メインでやり取りしたいってひとはほとんどいない。
皆さん基本的にLINEやwhatsappなどのアプリでやり取りするってスタイル。(そのアプリも多種多様。skypeカカオトーク、WeChat、ハングアウトなどなど。)


・そんな中でも「文通がしたいです。あなたが住所を私に開示するのが嫌でなければ、文通しませんか?」とメッセージを送った。


・私から書くときは、私の日本語をGoogle翻訳にかけるだろうから、一段落ごとに日本語を書いて、そのあとにタイ語又は英語を書いている。
最初は一文ずつやってたけどそれってきっと翻訳めんどくさいよね。


・何人かと1~2往復メッセージをやり取りして、はたと気付いた。
多くの人が、1~3文くらいの短い応答しかなくてちょっとがっかりしてたんだけど(私からは自分の趣味のことを書いたり相手に質問をなげかけたり普通の手紙風に書いてた)、みんなconversation exchangeのメールボックスは、チャットアプリみたいな感覚で書いてるんだな!と気付いた。
ちょちょいと書いて、すぐ返事がくる、そんなやりとり。
私は多くても一晩で1通送るイメージでいたよ…そりゃあ噛み合わないわけだ。


・若い人ほど「手紙を送ること」に消極的な感じがした。便利なアプリが世の中たくさんある。文字だけじゃなくて音声付きで会話もできちゃう。
まぁ、特に語学学習者なら、間違いがあったら即刻直してほしいものだよね…。


・「国際文通?いいよー」という時間的にも心理的にも余裕のあるのは、ある程度その言語を使えるレベルになってからなんだなぁ。
複数の人と、やり取りして真理に気付く。

・しばらくやり取りして、アメリカの人、イギリスの人、タイの人、一人ずつ、住所を教えてもらったので、早速手紙を書いて送りました。コロナ情勢で届くのに時間かかるだろうけど、無事に届いてほしい。


以下、その他雑感。

・インターフェースは結構しっかりしてる。
1 検索結果表示後→そのうち一人にメッセージを送信→もとの検索結果ページに戻ってくれる。
2 メッセージ書き込み中→寝落ちしてログアウトしてしまった→再度ログインすると、書きかけのメッセージが再表示される。ありがたい。


・「日本にいつか旅行したいと思ってるから、その前に日本語を学びたい」っていうプロフィールの人がいたけど、それってどのレベル?ご飯が頼めるレベル?日本語はラテン言語間の応用が少し効くようなのとは全く違う次元だと思うので、何年単位で身に付いていくものだと思うんだけど…真意がわからないなー。


ポケモン好きは人は70人いたーでも半分以上は日本人だった。更にそのうち半分以上はポケモンgoの方だった。ポケモンアニメが好きな人はいないかなぁ。


・日本語と中国語と韓国語を同時に勉強してる人って…何に使うんだろう。アジアンレストランで働いてるって人?


・40代おじさんからのメッセージが続いたので、年齢別人口を調べてみた。別途表にまとめてみるけど、結論として、40代男性がどの世代よりも最多ということが確認できた。(英語話者)

世界平均だと、女性より男性ユーザー数が2倍上回っていた。
それで、興味深いことに、日本語話者だけに対象を絞ると、今度は逆で女性が男性の2倍いた。

簡単な憶測だけど、人とおしゃべりしたいって思うのは、女性の方が多いと思う。でも、インターネットにアクセスできる環境にいるのが、世界の女性と日本の女性の違いなのかなと感じられた。